ＴＡＧ ＲＯＤをつくろう！！

いつだっただろうか？
私は昔彫金をやってた頃がありまして・・・

当時24～28歳位だったか？

シルバーアクセサリーが流行り出した頃？

私が始めてから流行ったのか？
流行っていたからやったのか？

判りませんけど・・・

そのころにクロムハーツやガボール、レナードカムフォート等を知ったんですよね～

でね。
当時は本当に作り方等を調べる術が無くて・・・
そのころはまだネットだのなんだのは乏しく(-_-;)
大きな本屋なんかに「彫金の本」ってな感じで作り方が載ってましたが・・・
そう言った本はやたら高くてさぁ
買えなかった記憶がある＞＜


私が彫金をやりたいと思ったキッカケは～
なんともくだらない話なんですが・・・

前妻の時・・・家に帰りたくない病を持ってまして・・・
仕事に明け暮れると同時に＞＜
結果的に(^_^;)私は色々遊んでまして(-_-;)
ある女性がおり・・・

ふむ・・・
長らくお付き合いしてましたけど・・・
私は既婚者ですし(-_-;)

彼女より別れ話を切り出されました＞＜

若かったのもあるけどね＾＾
今は浮気なんて皆無ですのであしからず！！

別れ際に付けてた指輪を貰ったんですよ(^_^;)
それ持ってたら当然、疑いが掛かりまして～

ひん曲げられて・・・
投げ捨てられた＞＜

そんな時！
「形を変えて持ってたらいいのだろう？」と言う事で・・・

コソコソ拾いに行きまして・・・
会社のガスコンロにかけて溶けるかな？

なんてのが始まり＾＾

当然、シルバーはコンロの火では溶けません。
ネットもありませんでしたから、試行錯誤！

最終的にロストワックス製法と言う物に行きつきまして～
ふむふむ成る程＾＾

となった訳であります！


その時何十点か作品作りましたけど・・・
別に売ってどうのこうのと言う事も無く（今のようにネットで出品！なんてのも無かったので）
仕事も忙しくなり止めていました。

それでもワックス型まで起こしてワックスインジェクションにて
複製鋳造をするまでになってたけどね＾＾


道具も殆ど・・・
何回かの引っ越しを経て無くなっているんだけど

子供が化石にハマったもんで・・・
以前、恐竜展で買ってきた虫入り琥珀

奪われそうになって困ってます＞＜

しょうがないから～
なんか作ってかみさんにでもあげようかと＾＾
企むのです！

350エンジンはインマニのポリッシュ作業に入っててブログ的にはツマラナイ工程だしねぇ



多少残っていた道具たちと～
最近気になって買った道具もありまして！


このワックスを削って形を成形し
石膏型を作るのがロストワックス

まあ作るついでに順を追ってご説明したします＾＾

それにしても・・・
昔はやり方ひとつ苦労して覚えたのになぁ
今はネットで検索！簡単に分かる＞＜

技術屋泣かせな世の中

愚痴は良いとしまして・・・

このワックスってのは何種かありまして溶ける温度？が違う様です。
でもってロウソクのロウよりは強固で～
って代物


以前買って放置してた虫入り琥珀
子供に狙われています＞＜
毎日クレクレ煩いです(-_-;)

ロストワックスと言う鋳造法以外にもロウ付けや鍛造
普通に掘削して行っても良いでしょうけど
貴金属は高価なのでねぇ

ロスなく作るには鋳造が良いでしょう。


この鉄の筒・・・
これにロウの原型を入れて石膏に埋めるんだけど・・・
こんな小さいのしかない(-_-;)

それは何でか？


この電気炉・・・
これの大きさを越えたものは作れないから(-_-;)
何気にちゃんとしたものを買おうとすると一番高価な道具
昔はデカいの持ってたんだけど～
遊び程度にまたやってみよう！と言う事で買うにはこの程度の大きさで我慢です＞＜


高さギリギリなんです＾＾

要は～

石膏に埋めたロウを熱で溶かして出す！
同時に石膏が焼きいれられ、固くなる。

そこへ貴金属を溶かして流し込むと蝋原型通りになって出て来るって事です。

じゃあオーブンでも良いかな？
とは思うんだけどね。


リューターでワックスを削って行く
ビットはかなりの種類持ってたんだけどなぁ
消耗品だし

今も車弄りで多少使ってますけど


とりあえずなんもイメージついてないですが・・・
琥珀を埋める為の穴掘り＾＾

光が透過してナンボな宝石類
そう言うのも考えて、デザインするとなかなか難しい(^_^;)

彫金やっている頃は・・・
その時その時で気になっている女性に作ってあげたりしてたなぁ
我ながらイヤラシイ男だぜ＞＜

適当に削ってたらすっぽり縦に入った＾＾
おおう


これで何か浮かばないかな？


適当にどんどん削って行きましたが～
なんだこれ？

しかも琥珀の平べったい面が隠れてる(^_^;)

私・・・

ハイセンス過ぎて・・・

いつも変なのです＞＜


ちなみに宝石類は一緒に鋳造する訳には行きません。
石が割れる(-_-;)

シルバーが溶ける温度は９６０℃
コンロの火は８００度位なので真っ赤にはなったが溶けるまではいきません。
何故コンロに掛けたかって？

釣りキチ三平のムツゴロウ釣りの巻で
おっさんが鉛をコンロで溶かしていたからですよ(-_-;)

融点が全く異なります＞＜

しかも９６０℃で熱しても溶けるってものではありません。
冬と夏で・・・室内環境で・・・
イライラするものです(^_^;)

熱を上手く逃がさない様に～

なのです！


デザインがまだ出てこないので～
今日はこれまで＞＜



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