TAG RODをつくろう!!
壊しているのか?直しているのか?よく判らない趣味の車いじり…
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ラジエター液をどう冷やすか? 
ハイコンプヘッド(高圧縮)にする為、通常より熱を持つであろうと考え
ラジエターを増量タイプにするとともに・・・
オイルも同様熱くなるため、オイルクーラーも取り付け、それも冷やしたい!!
ファンシュラウドを自作しよう!と考えたのはそのため・・・
オイルクーラーを取り付けるのは風が通りやすい部分、且つそれほどオイルラインは伸ばしたくない。
長ければ長いほど油圧にも影響するかな?と思ったんで~
んで、ラジエター、ファンシュラウドの仕組みから・・・

ファンがノーマル状態(機械式)だとこの図のように風が流れますね。
ラジエターコアは風が通りやすくなっているとは言っても放熱の為のフィンが抵抗となって風の通りは悪い。
そうするとファンは無抵抗の部分から大気を吸ってしまう・・・
エンジンは多少冷えるのであろうが、ラジエター内のラジエター液を冷やさないと意味が無く・・・
それを効率良くするためにガードをするのがファンシュラウドです。

まあラジエターにくっついているカバーって感じのやつがそうなんですが~
ファンが離れている場合、ファンシュラウドも合わせて膨らんでいますよね?
ファンと面一が望ましい!
こうすると風が効率よくコアを通る事が出来ます。

んでもって電動ファンの場合はエンジンの位置が関係ないものですから、ラジエターにくっつけて設置することができます。
ですが・・・??
ファンが接触しているという事は(当たってはいないですよ)結局その部分しか風が通らないって事ですね。
横からの大気を吸う事は防げているので、ファンが引っ張るすべての大気をコア通しで行けるってだけ。

ラジエターはこんな感じになっています。
普通の物だと上の絵になりますが・・・
コア内を通れば通るほど熱はフィンに吸収され、大気に放熱してくれますから~
上より下の方が冷えているって事ですね。
その途中にファンが回って風を通す=もっと冷えるという事。

そこでモデルAのラジエター・・・
とても縦長であるので~、ファンが小さくなってしまいますし・・・(横にはみ出ちゃダメですから)
11インチ位のファンが2つ並べば効率が更に良くなり、ラジエター全面を活用できます。
で、オイルクーラーは・・・
ワークスカーなんかの様にグリル前にドーンとオイルクーラーが出ているのもカッコいいのですが
モデルAでイメージすると似合わない><
とすると隠さないとなりませんね。
隠すとなると大抵、風の通りの悪い所になってしまいます。
よって・・・・ラジエターファン第一に担当してもらいましょう^^
とこんな感じに考えました!!
Posted on 2013/10/30 Wed. 14:26 [edit]
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早速やってみよう 

こんな都合の良い^^
ファン付のオイルクーラーがあったので買いました~
んで、同じサイズのファンを単体でもう一個買い・・・
ラジエターにのっけて見て色々検討!!

何だか16インチ位のファン一個で丁度良かった気もしますが・・・
オイルクーラーを隠し、且つ冷やすゼ~計画なんでこれで良し^^
画像ではオイルクーラーが下になってますが、色々悩んだ?いや、あてがってみた結果。
この位置だとウォーターポンプのプーリーに当たってしまうと判明。
なのでやはり最初の計画通り、オイルクーラーが上ですね・・・
位置も決まったことで、お次はシュラウド作成。
アルミ?鉄?プラ?と材質はなんでもいいかと思いますが、私が加工できる唯一の素材^^
FRPで作ります。

FRPを加工する場合、型が必要になりますが・・・そんなお金掛けて一個作るのもね。
って事で、フロアパネルを作成するときにも活用した方法!!
お得意の「プラ段」で型作り^^
イレギュラーなのは解っております><
なんていったって加工がしやすい!!

合わせて見ながら・・・

内側にFRPを塗っていくので、外側にガムテープべたべた貼って・・・

不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤100:1にて・・・
グラスファイバーを適当にカットし、浸して・・・型に貼る。


こんな感じです。
まずは薄く1重終わったら乾かして・・・
プラ段なので樹脂に若干溶けちゃってふにゃふにゃになるのでガムテープで橋渡しし~、広がらないように支える!!

二重・・・三重?
こんなもんかな? あまり分厚いと重くなるし。
オイルクーラーを取り付けるのであまりにも強度がないのはまずいが・・・まあ大丈夫でしょう!!

型から外すとこんな感じ^^
バリ取りと慣らしが必要です。
型を手抜きすると後が大変ですね~
Posted on 2013/10/30 Wed. 14:54 [edit]
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ファンシュラウド作成続き~ 
忘れてましたが、FRP加工する際に一言。

グラスファイバーはあらかじめカットしておいた方が良いですよ^^
硬化剤を入れた後から硬化が始まるので・・・それほど速くないが気分的に焦りますよね。
今回、面が広い部分が少ないものを作ったので、細かく切りました。
本来の強度を出すには極力、つながっていた方が良いとは思います。
でもまあファンのカバーって程度なんで・・・
んで続き↓

ファンがこんな感じで付く予定です。

裏から見ると、上にオイルクーラー、下はファンのみ
ラジエターのドレンボルト部等、当たる所はカットしちゃいます。(矢印部分)

雑に作ったので、削り作業が大変です><
まずはファンの部分の円を極力綺麗に削り~、外観もヤスリ掛け・・・サンダー等で削ると粉が凄いので
外でやりましょう^^
オービタルサンダーが欲しいな~

とりあえず、それなりに削れた所で・・・ああ、疲れた><
数日かけて作業しました。
同じことずっとやり続けるのは向かないな~

削って減らすことは出来ても増やすことは出来ませんよね?
なので、削って均せない部分、パテで修正!!

パテをまたサンディングして綺麗に出来たか?って所で1回塗ってみた。
うーん、全然凸凹だ><

見やすくなったんで更にパテ盛~

サンドペーパーを#240~#400位まで掛けて・・・
目が詰まるんで水とぎですね。
もういいかな?って所でちゃんと乾かし~、サフェーサー塗ってみる。
おお、今度はなんか綺麗だぞ?
これで先へ進もう^^
Posted on 2013/10/31 Thu. 11:02 [edit]
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